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よくあるご質問 ポラコン ~設計編~

ポラコンと有孔の違いはありますか?


あります。

目詰まり試験を行うと、目詰まりの仕方に差があります。
目詰まり試験概要:桝を介し、浸透管内にSS分を含んだ混濁水を流し込み、管内を確認する。
堆積状況の確認(左:ポラコン、右:有孔管)
解説
ポラコンは、小さな空隙が連続して形成されているため、水の流れが一箇所に集中することなく、管内の表面からまんべんなく浸透します。また、まんべなく浸透するため、ポラコンと砕石層で流速の変化も少なくなります。SS分がポラコン内に侵入しても、空隙が2mm程度あるためSS分は水と一緒に排出されます。このため、ポラコン管は目詰まりを起こしづらい構造となっています。
有孔管は、水が開孔部に集中するため、目詰まりの原因となるSS分も開孔部に集中します。開孔部に集中した水は、砕石層にせき止められる形になり、流れのよどみが生じます。このため、SS分が堆積をして、目詰まりを起こしやすくなります。

 

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