| 工事名 | 大和公園再整備工事 |
|---|---|
| 場所 | 東京都中野区 |
| 主な製品 | 浸透桝EMBX-600、浸透ポラコンパイプE-200 |
東京都中野区にある公園の整備工事にて、浸透桝や浸透ポラコンパイプをご採用いただきました。
(※画像は施工中に撮影したものを含みます)
ポラコンとは
『ポラコン』は、均一な連続性空隙を形成した多孔質コンクリートです。
・特徴1:透水率が良い
ポラコンは特殊な製法により、製品全体に空隙があり、通常の有孔管と比較するとおよそ8~12倍も多い空隙です。
つまり、ポラコンの径が小さいものでも大きな集水効果を発揮すると言えます。
・特徴2:目詰まりしにくい
流水がどの部分からでも自然に吸い込まれてゆき、流速の変化が極めて小さいです。
・特徴3:フィルター材の選択幅が大きい
集水フィルター材として必要な条件は地盤の透水係数で変化しますが、
ポラコンは調整を行った適度な大きさの連続空隙を持っているので種々の材料がフィルターとして使用できます。
・特徴4:強度が大きい
ポラコンはセメント系材料から造られた無機材料なので、剛性および強度が大きく、種々の埋設条件下で使用できます。
当社では、宅内用の浸透桝から車道用のT-25対応の製品まで取り揃えております。
浸透ポラコン角桝 EMBXシリーズ
身近な雨水処理に威力を発揮する浸透桝で、住宅用として使用します。トレンチや側溝等と接続し、雨水を宅地内で浸透させます。
近年の気候変動の影響により、時間雨量60mmを超える大雨の発生件数が全国の各所で増加しています。
浸透ポラコンは都市洪水の発生源となる雨水の流出を抑制し、
地盤の持つ浸透能力を十分に生かしつつ、目詰まりに対しても耐久性の高い浸透型流出抑制施設として評価をいただいています。
浸透ポラコンパイプ E
・地表面近く(不飽和帯)に浸透させる場合に有効で、自然浸透に近い形で浸透させるため地下水に与える影響が少ない製品です。
・パイプ表面での目詰まりが少なく、雨水供給がまんべんなく行えます。
・樹木、草木の根元へ空気や水などを供給し、育成促進に効果があります。
・地下30〜150cmの位置で浸透させるため、遊水地、浸透池に比べて土地の有効利用がはかれます。