上ぶた式U形側溝ふた FAQ
U形側溝ふたの耐荷重は、ふたの種類、呼び寸法、試験方法、設置状態、車両の走行条件などによって異なります。 曲げ試験荷重の数値だけで「何トン車まで使用できる」と判断することはできません。
下表は、呼び300の上ぶた式U形側溝ふたについて、規格基準荷重と社内試験結果を比較したものです。 数値は、各製品の曲げ性能を比較するための参考値です。
| 種類・条件 | 曲げ試験荷重 | 1種・呼び300の 規格基準荷重との比 |
備考 |
|---|---|---|---|
| 1種・呼び300 規格基準荷重 |
10.4 kN | 1.0倍 | JIS A 5372 推奨仕様E-2の基準荷重 |
| 1種・呼び300 通常品 |
22.0 kN | 約2.1倍 | 製造後半年以上経過した製品の社内試験例 |
| 1種・呼び300 PIC処理品 |
62.5~67.5 kN 全供試体で60 kN以上 |
約6.0~6.5倍 | PIC含浸処理品の社内試験例 |
| 2種・呼び300 規格基準荷重 |
30.0 kN | ― | JIS A 5372 推奨仕様E-2の基準荷重 |
表の見方について
写真は、曲げ試験によって破壊した直後のPIC処理品です。 製品に荷重を加え、ひび割れが進展して破壊に至った状態を示しています。
破断面からは、コンクリート内部の粗骨材やモルタル部分の状態を確認できます。
PIC処理品は、未処理品と比較して断面が濃い色調を示しており、含浸処理による外観上の違いを確認できます。
未処理品は、PIC含浸処理を行っていないコンクリート本来の比較的明るい色調となっています。
PIC処理品と未処理品からコア供試体を各3本採取し、圧縮強度を比較しました。 今回の試験では、補正後圧縮強度の平均値が、未処理品48.1 N/mm²に対してPIC処理品131.1 N/mm²となりました。
| 試験体 | 供試体数 | 補正後圧縮強度 | 補正後平均値 |
|---|---|---|---|
| 未処理品 (nonPIC) |
3本 | 47.6~48.8 N/mm² | 48.1 N/mm² |
| PIC処理品 | 3本 | 125.2~142.3 N/mm² | 131.1 N/mm² |
試験結果について